あらすじ・感想

【あらすじ・感想】東野圭吾の『怪しい人びと』は、人間の醜さと酷さか感じられる作品でした【ほぼネタバレ無し】

こんにちは、TKです。

今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『怪しい人びと』です。

本作品は疑いや優越感といった、後ろめたい本書に焦点を当てたお話が7つ収録された短編集です。

結論から言うと、好きだと思える話もあればつまらなく感じた話もありましたね。

以下では短編ごとに感想を書いていますので、ぜひ参考にしてください。

今回の記事では、あらすじ・登場人物・感想を述べていきますが、ネタバレになるような情報はほぼほぼ無いので、安心して読み進めてください。

『怪しい人びと』の詳細

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作品名怪しい人びと
著者東野圭吾
発売日1998年6月20日
ページ数266(文庫)

感想

では、短編集ごとに淡々と感想を述べていきます。

寝ていた女

家に帰ったら、見知らぬ女が寝ていたという話が描かれております。

これはですね、まんまと騙されました。

もちろん、ネタバレになるので詳細は伏せますが。

あと、皮肉った締めが良かったですね。

もう一度コールしてくれ

若者が老人宅に強盗に入る物語が描かれております。

これは、教訓を得られるという意味で読む意義が大きい話ですね。

死んだら働けない

仕事熱心な係長が工場内で謎の死を遂げる話が描かれております。

人間の衝動は怖いものだということを、改めて教えてくれる内容でしたね。

何事も、程度が大事です。

甘いはずなのに

新婚旅行の最中、男が女にある疑問をぶつける話が描かれております。

どんでん返し系の話が好きであれば、ハマるかなという構成でした。

灯台にて

幼稚園の頃からの幼馴染に対して、様々な想いを抱く話が描かれております。

これ、結構好きですね。

仲が良さそうな間柄にも、細かく紐解けば醜い感情が潜んでいるという目を背けたい事実をまざまざと見せつけてくれるので。

いやあ、面白かったです。

結婚報告

友人からの結婚報告に大きな違和感を覚えるというストーリーが描かれております。

まあ、微妙でしたかね。

コスタリカの雨は冷たい

コスタリカにて強盗に遭う話が描かれております。

話がややこしく、あまり面白いとは感じなかったです。

まとめ

今回は、『怪しい人びと』のあらすじ・感想について書いてみました。

「灯台にて」は醜い本書が繊細に描かれておりオススメですので、ぜひ読んでほしいですね。

では、以上となります。

最後まで見て頂き、ありがとうございました。

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