あらすじ・感想

『マスカレードシリーズ』読むべき順番はこれだ!【見どころも徹底解説】

結論から言うと、マスカレードシリーズを読む順番は以下のとおり。

  1. 『マスカレード・ホテル』(2011年9月)

  2. 『マスカレード・イブ』(2013年7月)

  3. 『マスカレード・ナイト』(2017年9月)

  4. 『マスカレード・ゲーム』(2020年5月)

TK
TK
この記事では、マスカレードシリーズの魅力や感想記事をたっぷりご紹介します!

マスカレードシリーズとは?

東野圭吾の人気ミステリーシリーズ

「マスカレードシリーズ」は、東野圭吾さんが手がけた大人気シリーズです。

多種多様な登場人物と巧妙なストーリー展開が魅力で、読み進めるほどに物語に引き込まれます。

事件の背景や登場人物の心理描写も丁寧で、単なる推理小説にとどまらない奥深さがあります。

また、警察とホテル業界という異色の組み合わせが生む独特の緊張感も、本シリーズの大きな魅力の一つです。

ホテルと刑事が交錯する独特の世界観

物語の舞台は、一流ホテル「ホテル・コルテシア東京」

格式高いホテルでありながら、そこでは数々の事件が巻き起こります。

刑事がホテルマンになりすまし、宿泊客に気づかれないように捜査を進めるという斬新な設定が、本シリーズの大きな魅力です。

ホテルの細やかな接客ルールや、従業員と客の関係性が事件解決にどのように関わるのかが見どころとなっています。

また、刑事の視点とホテルスタッフの視点が交錯し、サスペンスと人間ドラマが絡み合う独特の世界観を生み出しています。

映画化もされた大ヒット作品

本シリーズは木村拓哉さん・長澤まさみさん主演で映画化され、原作ファンだけでなく映画ファンからも高い評価を受けました。

豪華なキャストとホテルの細部にまでこだわった演出が話題を呼び、シリーズの世界観をより多くの人に広めるきっかけとなりました。

映画版では原作にはない演出やアレンジが加えられており、映画と原作を比較しながら楽しむのもおすすめです。

特に、新田浩介と山岸尚美の関係性の描かれ方には注目したいポイントが多く、キャラクターの魅力が際立つ仕上がりになっています。

マスカレードシリーズ各作品の紹介

『マスカレード・ホテル』(2011年9月)

created by Rinker
集英社
¥1,100
(2025/04/18 02:09:41時点 Amazon調べ-詳細)

一流ホテル「ホテル・コルテシア東京」で発生すると思われる殺人の捜査が舞台。

警視庁の刑事・新田浩介は、事件を解決するためにホテルマンとして潜入。ホテルの華やかな舞台裏で展開される緊迫した捜査が描かれ、豪華なホテルと警察の世界が交錯するサスペンス。

【あらすじ・感想】東野圭吾の『マスカレード・ホテル』は、多種多様な人間模様が見られる傑作でした【ほぼネタバレ無し】こんにちは、TKです。 今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『マスカレード・ホテル』です。 当作品では、連続殺人の舞台に選ばれ...

『マスカレード・イブ』(2013年7月)

created by Rinker
集英社
¥825
(2025/04/19 00:51:53時点 Amazon調べ-詳細)

マスカレードシリーズ第二段、それは、新田と尚美が出会う前の物語。

若き日の2人は仕事に精を出す日々の中で、多様なトラブルや苦悩を経験する。

全く異なる現場にいたはずの彼らだが、微かな接点がそこにはあった。

【あらすじ・感想】東野圭吾の『マスカレード・イブ』は、シリーズ好きにはたまらない作品でした【ほぼネタバレ無し】こんにちは、TKです。 今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『マスカレード・イブ』です。 当作品では、新田と尚美が会う以前に巻...
TK
TK
時系列的には『マスカレード・ホテル』の前ですが、普通に刊行順に読んだ方が面白いと思います

『マスカレード・ナイト』(2017年9月)

created by Rinker
集英社
¥1,210
(2025/04/18 11:01:24時点 Amazon調べ-詳細)

再び「ホテル・コルテシア東京」が舞台。

新田浩介と山岸尚美が中心となり、ホテル内で行われる豪華な舞踏会が開かれる中、不穏な空気が立ちこめる。

【あらすじ・感想】東野圭吾の『マスカレード・ナイト』は、愛憎渦巻く傑作でした【ほぼネタバレ無し】こんにちは、TKです。 今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『マスカレード・ナイト』です。 当作品では、ホテルで殺人が起きると...

『マスカレード・ゲーム』(2020年5月)

created by Rinker
¥1,525
(2025/04/18 02:22:39時点 Amazon調べ-詳細)

新田浩介が再びホテルに舞い戻る。

大きな罪を背負う者が次々と亡くなる最中で、なぜかその死を願っていた被害者遺族達がホテル・コルテシア東京に集結した。

面識のないはずの彼らがなぜ1つのホテルに集うのか?

彼らの目的は一体何なのか?

【あらすじ・感想】東野圭吾の『マスカレード・ゲーム』は、社会問題に切り込む読み応えのある内容でした【ほぼネタバレ無し】こんにちは、TKです。 今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『マスカレード・ゲーム』です。 当作品では、ホテル・コルテシア東京...

 

以上が、各作品のあらすじと刊行年月です。順番に読んでいくことで、登場人物たちの成長や物語の深みを楽しめます。

登場人物と設定の整理

主人公・新田浩介とは?

新田浩介は、警視庁捜査一課の刑事で、鋭い観察力と冷静な判断力を持つ優秀な捜査官です。

彼は事件の解決のため、「ホテル・コルテシア東京」に潜入し、フロントクラークとして働くことになります。

刑事としての直感と、ホテルスタッフとしてのマナーを両立させながら事件の真相を探る姿が魅力です。

警察の世界とホテルの世界のギャップに戸惑いながらも、徐々にホテルの流儀を学び成長する姿が読者の共感を呼びます。

ヒロイン・山岸尚美の魅力

山岸尚美は「ホテル・コルテシア東京」のフロントクラークで、接客のプロフェッショナルです。

彼女は仕事に誇りを持ち、どんな宿泊客にも誠実に対応する姿勢を貫いています。

刑事である新田浩介とは正反対の考え方を持ちながらも、なんだかんだ協力して事件を解決していきます。

強い信念と冷静な判断力を持つ彼女の存在が、物語の鍵を握ることが多く、シリーズを通じて成長していく姿も見どころです。

物語の舞台となるホテルの特徴

「ホテル・コルテシア東京」は、高級感溢れる一流ホテルであるがゆえに、宿泊客の安全を守るために厳格なルールが存在する場所です。

ホテル業界ならではの細かい接客マナーや裏方の仕事がリアルに描かれており、事件の舞台としても重要な役割を果たします。

スタッフの対応や客層の違いが物語に深みを与え、刑事とホテルスタッフという異なる立場の人間が交錯することで、独特の緊張感が生まれます。

TK
TK
刑事としての誇りと、ホテルマンとしての誇りがぶつかるシーンが上手く描かれており、没入感が味わえますね

マスカレードシリーズは完結している?

『マスカレードシリーズ』の物語は完結していると言っていいでしょう。

『マスカレード・ゲーム』の締めくくりがあまりにもキレイだったので。

ただ、次回作が出る可能性もありますから、断言はできません。

マスカレードシリーズを楽しもう!

4作品出ている『マスカレード・シリーズ』ですが、以下の刊行順に読むことをオススメします。

  1. 『マスカレード・ホテル』(2011年9月)

  2. 『マスカレード・イブ』(2013年7月)

  3. 『マスカレード・ナイト』(2017年9月)

  4. 『マスカレード・ゲーム』(2020年5月)

TK
TK
間違いなく傑作と言えるシリーズですので、ぜひ読んでみてください!
【あらすじ・感想】東野圭吾の『マスカレード・ホテル』は、多種多様な人間模様が見られる傑作でした【ほぼネタバレ無し】こんにちは、TKです。 今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『マスカレード・ホテル』です。 当作品では、連続殺人の舞台に選ばれ...
【あらすじ・感想】東野圭吾の『マスカレード・イブ』は、シリーズ好きにはたまらない作品でした【ほぼネタバレ無し】こんにちは、TKです。 今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『マスカレード・イブ』です。 当作品では、新田と尚美が会う以前に巻...
【あらすじ・感想】東野圭吾の『マスカレード・ナイト』は、愛憎渦巻く傑作でした【ほぼネタバレ無し】こんにちは、TKです。 今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『マスカレード・ナイト』です。 当作品では、ホテルで殺人が起きると...
【あらすじ・感想】東野圭吾の『マスカレード・ゲーム』は、社会問題に切り込む読み応えのある内容でした【ほぼネタバレ無し】こんにちは、TKです。 今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『マスカレード・ゲーム』です。 当作品では、ホテル・コルテシア東京...
RELATED POST