こんにちは、TKです。
今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『ウインクで乾杯 』です。
当作品では、ホテルのコンパニオンで働く女が、奇妙な殺人事件に巻き込まれるという物語が描かれております。
導入部分を軽く説明すると、あるホテルで香子という女が働いていまして、玉の輿を夢見ているんですよ。
で、ホテルでの勤務中に玉の輿に乗れそうな男を見つけてアタックしている最中に、同僚が亡くなるという悲惨な事件が起きます。
結論から言うと、そこまで僕はハマらなかったですかね。
展開や人物像はわかりやすく読みやすいのですが、印象に残るような何かはほぼありませんでした。
トリックは斬新なものもあって面白いと感じましたが、魂に刻まれるほどではなかったんですよねぇ。
まあ、お勧めできる作品ではありません。
また、本作品は1989年12月5日にドラマとして放送されていたみたいですね。

今回の記事では、あらすじ・登場人物・感想を述べていきますが、ネタバレになるような情報はほぼほぼ無いので、安心して読み進めてください。
『ウインクで乾杯 』の詳細
作品名 | ウインクで乾杯 |
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著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 1988年10月 |
ページ数 | p292(文庫) |
あらすじ
同僚の女が突然死した。
玉の輿を夢見る香子は、奇妙な殺人事件に巻き込まれながらも高見を落としにかかる。
ただ、高見の方にも香子に対してある思惑があった。
真実はビートルズの曲に?
愛憎渦巻くミステリーが幕を開ける。
主な登場人物
小田香子(おだきょうこ)
主人公。
高い装飾品を気軽に買えるようになることを夢見ている女。
銀座クイーンホテルで勤務。
高見俊介(たかみしゅんすけ)
高見不動産の専務。三十代半ば。
香子が玉の輿相手として狙っている男。
牧村絵里(まきむらえり)
香子の同僚。
芝田(しばた)
刑事。偶
然にも香子の隣人となる。
感想
では、淡々と感想を述べていきます。
比較的読みやすいかと
東野圭吾さんの描く物語は時に難解なこともありますが、当作品は比較的読みやすいと感じましたね。
登場人物の多さがちょうど良いので、流れを把握しやすいです。
章立てになっているのも読みやすさの要因かなと思います。
この言い回しは良かった
なかなか良い言い回しがあったのでご紹介します。
「いいわ。じゃあ、あのところに来ない?情報と交換にごちそうするわ。といっても、私が食べた残りのスパゲティだけど」「涙がでるほど嬉しいね。俺の持ってる情報は、その残り物のスパゲティほどの価値もないかもしれないんだ」出典:p56『ウインクで乾杯』
こういうアメリカンっぽいのが、お洒落で好きですね。
まとめ
今回は、『ウインクで乾杯 』のあらすじ・感想について書いてみました。
東野圭吾さんの本を読破したい方だけ読めばいいかなと思います。
では、以上となります。
最後まで見て頂き、ありがとうございました。