あらすじ・感想

【あらすじ・感想】東野圭吾の『名探偵の呪縛』は、前作の読み込みが必須の内容でした【ほぼネタバレ無し】

こんにちは、TKです。

今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『名探偵の呪縛』です。

当作品では、図書館で本を探していたら、なぜか急に別世界に迷い込んでしまい、その別世界で謎解きをしていくという物語が描かれております。

簡単な感想から言うと、まあまあの面白さでした。

今回紹介する『名探偵の呪縛』は、『名探偵の掟』の続編です。

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前作で天下一は死んだようなオチになっていますが、他人を天下一にしてしまうことで強引に続編を作ったような感じになっています。

ただ、前作のようにディスりまくる感じじゃありません。

ちゃんとストーリーがあって、それがまあまあの見応えがあるのですが、絶対に読んでほしいというほどじゃありません。

今回の記事では、あらすじ・登場人物・感想を述べていきますが、ネタバレになるような情報はほぼほぼ無いので、安心して読み進めてください。

『名探偵の呪縛』の詳細

作品名名探偵の呪縛
著者東野圭吾
発売日1996/10/14
ページ数288

あらすじ

図書館で本を探していたら、別世界に迷い込んでしまった。

自分の姿を改めて確認すると、なぜか探偵の格好に。

謎の少女ミドリから「お迎えに行くように言われました」と言われ、釈然としないままついていく。

なぜ別世界に迷い込んでしまったのか?

次々に起こる事件の裏側には何があるのか?

前作『名探偵の掟』の読み込み必須のミステリー。

主な登場人物

天下一大五郎(てんかいち だいごろう)

主人公。

探偵。

前作で天下一は死んでいるので、無理やり他人を天下一にしているという描写があります。

日野市長(ひの しちょう)

墓礼路市(ぼれろし)の市長。

記念館保存委員会のメンバー。

天下一に記念館から盗掘されたものを取り戻すことを依頼しました。

日野ミドリ(ひの みどり)

日野市長の娘。

天下一の付き人のような立ち位置です。

感想

では、淡々と感想を述べていきます。

前作の読み込みは必須

今回の作品は『名探偵の掟』の続編として書かれたものです。

シリーズものって最初から読まなくても楽しめる場合もありますが、今回の場合は別です。

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『名探偵の掟』の内容を知ってから読まないと意味がないので、必ず『名探偵の掟』を事前に読んでください。

『名探偵の掟』とは全く異なる構成

『名探偵の掟』では、安易なミステリを盛大にイジる内容となっていましたが、今回はそういう意図の内容ではありません。

「安易なミステリを作るのは良くないけど、そういう作品が好きだった事実もあるよね」という歩み寄った内容となっています。

「前作でイジりすぎたから、その反動かな?」と少し思ってしまいました(笑)。

今回はストーリーがしっかりしてて読み応えもあったので、良い意味で裏切られました。

まとめ

今回は、『名探偵の呪縛』のあらすじ・感想について書いてみました。

前作の『名探偵の掟』を読んだ人は、ぜひ読んでみてください。

きっと、読み終わった後はほっこりした気分になれますよ。

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では、以上となります。

最後まで見て頂き、ありがとうございました。

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