あらすじ・感想

【あらすじ・感想】東野圭吾の『パラレルワールド・ラブストーリー』は、友情系が好きな方ならドハマリしそうな作品でした【ほぼネタバレ無し】

こんにちは、TKです。

今回ご紹介するのは、東野圭吾さんの『パラレルワールド・ラブストーリー』です。

当作品では、両立し得ない2つの世界が同時進行しており、どっちが現実でどっちがパラレルなのかわからないという物語が描かれております。

感想から言うと、感動的っぽかったのに、ちゃんと感動できませんでした。

その理由は、理解が難しかったからです。

現実とパラレルの世界を行ったり来たりする構成になっているのですが、所々繋がっている部分もあるんですね。

その繋がりがどういう意味を持つのかを理解したり、覚えておいたりするのにだいぶ苦労してしまって、結局ちゃんと楽しみ切ることができませんでしたね。

ラストは凄い良い感じだったのですが、ちゃんと没入できなかったのが悔しいです・・・。

また、当作品は映画化されております。

僕は観ていないのですが、多分今後も観ないような気がします。

今回の記事では、あらすじ・登場人物・感想を述べていきますが、ネタバレになるような情報はほぼほぼ無いので、安心して読み進めてください。

パラレルワールド・ラブストーリー』の詳細

作品名パラレルワールド・ラブストーリー
著者東野圭吾
発売日1995年2月
ページ数443(文庫)

あらすじ

電車で見たあの子は、親友の恋人だった。

唐突な失恋を味わった崇史であったが、気づいたら彼女は自分と同棲していた。

そしてまたある時、彼女は親友の恋人として存在していた。

現実とパラレルの区別がつかず、混乱する崇史。

なぜ崇史は、2つの世界を行き来しているのか。

その背景には、切なすぎる決断があった。

主な登場人物

敦賀 崇史(つるが たかし)

主人公。

MAC技術専門学校の社員。

現実とパラレルを行ったり来たりしており、何度も混乱する描写があります。

三輪 智彦(みわ ともひこ)

子供の頃の熱病が原因で、右足をひきづるような歩き方をしている。

MAC技術専門学校の社員。

崇史と中1の時に親友になった。

津野 麻由子(つだ まゆこ)

智彦の恋人であり、崇史の恋人?

2つの世界線を行ったり来たりするので、どっちが真実でどっちがパラレルなのかわからないような構成になっています。

感想

では、淡々と感想を述べていきます。

設定は知っておこう!

どんな作品も設定くらいは押さえておくべきだと思いますが、当作品は特にその重要性が高いです。

なぜなら、設定を知っておかないと混乱するからです。

現実とパラレルの世界を行き来するので、それは念頭においておきましょう。

ちなみに僕は、その設定を知ってなおちゃんと理解できませんでした…。

どんな小説もちゃんと味わい切る力がほしいです。

友情系が好きな人ならハマる

詳細は語れませんが、友情系の話が好きな方なら必ずハマるでしょうね。

当作品は、崇史と智彦の友情を描いた作品ですので。

ラストシーンは素晴らしかったのですが、話をちゃんと理解できていればもっと素晴らしいと思えたでしょうね…。

結構理解が難しい内容なので、読む時はめちゃくちゃ集中することをオススメします。

まとめ

今回は、『パラレルワールド・ラブストーリー』のあらすじ・感想について書いてみました。

読み応えはある作品ですが結構混乱しますので、集中できる環境の元に読むことをオススメします。

では、以上となります。

最後まで見て頂き、ありがとうございました。

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